実家の神じまい(後編)

誰かが「自分を守れる」誰かが「ひとりじゃない」と気付ける

私の人生で起きた波乱万丈だけど不幸じゃない経験をもとにお話しします。

内容は<親の借金、相続、実家じまい、孤独、同居、ワンオペ育児、子供の発達、自分の体、モラハラなど>になります。

困難に向き合い、乗り越える中で小さな安心をどう作っていったか、気付いていただけると幸いです。

神はお稲荷さんだけではない

神様に祈祷してもらう連絡を神社にしました。まず、神社も宮司さんが不在のことが多く、神社庁に確認し、管轄してくれている神社を探すところから始まりました。

祠の話をすると、他にも自宅内に神棚などはないか、と問われました。

まず祖父宅に入るためには、草刈りをし、随分古くなった祖父宅に入り、家中を確認する必要があります。

親族で草刈りを行い、自宅内を母が確認してくれました。

神棚と恵比須様が祀られている。

その旨を宮司さんにお知らせし、祠とともに撤去、お焚きあげしてくださることになりました。

神じまい前日に仏様を拝んでもらい、親族で祖父宅を確認しました。

念がこもっていそうな物は寺でお焚きあげしてもらいます。

そして、神棚・恵比須様・祠・小さな神棚が3つ見つかりました。

神じまい当日

母と私で立ち合いました。

宮司さんは祖父宅を見るなり、曇った表情をし、裏庭に向かってくれました。

お稲荷さんの祠を日の当たる玄関先に一緒に運びました。

後で説明してくれたのですが、「この祠は日の当たらない場所にあり、日の当たらない祠でした。ですので、移動しますとお声がけをして、玄関先に運ばせていただきました」と教えてくれました。

また自宅内を確認し、神棚を一か所に集め、

「家と土地で別に祈祷するつもりでおりましたが、すべて一緒にご祈祷させていただきます」と言いました。

お供えを考え、おにぎりや果物、花をお供えしましたが、神事ではお花は供えないとのこと。宮司さんが教えてくださいました。そして、宮司さんが持ってきてくれたお供え物を備えてくれました。

神事の準備

神事の準備もすべて持ち込みとても丁寧にしてくださりました。

母ともこんなに丁寧にしてもらえたことに二人で感謝しました。

祖父宅や土地を継ぐことができないことも伝え、宮司さんから家にお伝えしてもらうことができました。

部分的に念を残した部分もあると話してくれました。守るため、とのことでした。

神事が終わる

祈祷が終わり、後を継ぐ者がいないことを宮司さんから、祖父宅に伝えてくれることになりました。

とても丁寧に、家族の想いを伝えていただけたと思います。

神棚・恵比須様・大黒様(宮司さんにより判明)・小さい神棚3つ、そしてお稲荷の祠を持ち帰り、お焚きあげしてくださることになりました。

お供えをいただき、榊や塩による結界、今後の対応の仕方、すべて丁寧に教えてくださりました。

神じまいが終わる

祖父宅の祠が気になり数年。ようやく決着をつけることができました。

この二日間で、ご先祖様・神様に親族で感謝を伝えつつ、けじめをつけることができました。

父が健在なうちに、大きなつとめを果たすことができ、本当に良かったと思います。

やはり、とても大変であっても家族と向き合い・話し合うことは大切で、自分の想いも大切にすることに繋がります。自分だけがすべてを背負い込むのではなく、線引きをしながら、分け合っていくことで、みんなの満足度があがり、またさらに次のステップに向けて行動できるのだと学びました。

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